仮想通貨、最近よく聞くんだけど、危ないとか、はたまた新しい成長資産とか言われていたり、どういうものなのか正直よく分からない…
仮想通貨って危なくないの?
そうだね〜。まだまだ新しい技術で、よく知られていないことが多いけど、すごいポテンシャルを持った資産なんだよ。そもそもどういうふうに始まったのかやぎくんにもわかりやすく説明するね!
本記事は、大塚雄介さんの著書、「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」をカニが読んで理解した内容を皆様にお伝えしています。

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仮想通貨のはじまり
そもそも仮想通貨って、どんなふうに、なんのために始まったのか、
よく分かりませんよね。
まずは仮想通貨の代表格である、ビットコインの歴史を紐解いていきましょう!
ちなみに、仮想通貨と言えばビットコインが一番有名だけど、他にもいろんな名前や特徴を持った仮想通貨があるよ!
イーサリアムとかね。
はじまり
ビットコインの出発点は、「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が 2008年 11月に暗号理論に関するオンラインコミュニティで発表した「 Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System(ビットコイン: P 2 P電子キャッシュシステム)」という論文です。
開発者のオープンなコミュニティの中で、「サトシ・ナカモト」が提唱したブロックチェーンの技術に興味を持った人たちが分担してコードを書き、徐々に現在の形に近づいてきました。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
いわゆるオタクと呼ばれる人たちが、仲間内で通貨を作ったり送ったりして、楽しんでいたのがそもそもの始まりのようです。

ちなみに、ビットコインの発明者である「サトシ・ナカモト」という名前からして、日本人のような気がしますが、その正体は謎に包まれているんだそう。
ついでに言うと、サトシ・ナカモトの名前は、これ以上分割できないビットコインの最小単位(1shatoshi)としてその名が残っているそうです。
最初の取引
2010年5月22日に「ピザ2枚=1万BTC」の取引が成立したのが最初です。現実の「モノ」と交換できたことで、リアルな価値を持ちました。5月22日は「ビットコイン・ピザ・デイ」と呼ばれるお祭りの日となっています。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
最初はピザ2枚で1万BTCものビットコインを支払っていたんですね。
今の価値に換算すると、(1BTC=5,227,573円 2022年3月24日現在)
500億越え… なんかもうよくわからん。
とんでもない高額なピザ笑
それまではオタク同士がやり取りしているただのデータにすぎなかったビットコインが、実際の「もの」と交換することができ、通貨としての機能を発揮できるようになりました。
ただ、ピザ店の店主もオタク仲間だったみたい。
その後、実際に使えるから価値や信用が高まり、取り扱う人も増え、きちんとした取引所ができ、徐々に通貨としての根幹をなしていきます。
ブロックチェーンとは
ビットコインの取引は世界中で 24時間、 365日行われています。取引はすべてオープンになっているので、 http:// blockchain. infoというサイトを見ると、最新のトランザクションがリアルタイムで更新されていくのがわかります。
ブロックはおよそ 10分ごとに承認され、最後尾に追加されていくので、 1時間で 6個、 1日で 144個、 1年で 5万 2560個のブロックが新たに追加されていくことになります。 2017年1月時点のブロック総数はおよそ 45万。つまり、 45万個のブロックがつらなる、枝分かれのないたった一本のチェーンに、過去のすべてのビットコインの取引の記録が残されているのです。ブロックがチェーン状につながっているから「ブロックチェーン」というわけです。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
詳しく説明されるととても難しく聞こえますねざっくり言うと、
”一つ一つの取引のデータを何回か分、かたまりにまとめて、
それを1本のチェーンのように連ねたデータ”
って感じ。
過去の全ての取引記録が記された通貨、と言うことですね。
ビットコインには終わりがある?
ビットコインの発行枚数の上限は 2100万枚。 2141年に掘り尽くされる予定です。また 4年に 1回、オリンピックイヤーにマイナーに与えられる報酬が半分になると決められています。
有限だからこそ価値があると前に述べました。発行ペースが決まっていて、誰かが恣意的に発行することはできないので、ハイパーインフレなどが起きる心配がないわけです。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
どこかの国や企業が通貨の発行量を決めるわけではなく、
開発者とそれに近しいメンバーは、数ヶ月ごとに世界各国で会議を開いて今後の方向性について議論しているそうです。
そもそもビットコインは一国の政府の利権より、個人の自由を尊重する民主主義を掲げた人たちが開発に携わっています。
国境や大企業などの利権を超えた、超自由主義がビットコインや仮想通貨の背景には含まれているんだね〜。
やぎの理想郷だなぁ〜。
ビットコインに死角はないの?
ビットコインにも技術的な課題があります。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
①取引完了までの時間短縮(即時決済)、
②取引量増加に伴うデータ量の増加(スケーリング問題)、
③上がり続けるマイニングコスト(クラウドマイニング)。
最近は取引量の増加による莫大なエネルギー消費が問題視されていますよね。
(普通に使う電気代とか、取引を一つひとつ人が承認して手続きが行われているため労働力とか)
そのために、信頼できる取引所との取引は簡略化するなどの、
節約案が模索されているようです。
この問題はまだまだ解決に至らなさそう…
ビットコインがコピーや改ざんされる心配はないの?
ビットコインは枝分かれのない一連の取引記録を複数の人がチェックして運用されています。別の記録がまじればはじかれるし、同じものが二つ並存することはできないので、コピーや改ざんされることは原理的にありません。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
取引記録がオープンに見られるようになっていますしね。
スケスケですもんね。
ビットコインが盗まれる心配はないの?
取引所の IDとパスワードは厳重に管理ビットコイン自体は盗めませんが、ビットコイン取引所の IDとパスワードを盗まれてしまうと、盗んだ人があなたになりすまして、あなたのビットコインを売買することができます。
他人によるなりすましを防ぐために、次の五つの対策を徹底しましょう。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
①他人から類推されることのない専用パスワードを用意する。他のサイトとの使い回しをしないようにする。
②専用パスワードは、誰にも見られないように厳重に管理する。
③取引所が提供している 2段階認証を設定する。
④スマホやパソコンには、指紋認証などでロックがかかるようにしておく。
⑤パスワードを盗まれたと疑われるときは、すみやかにリモート操作でデータを消去し、念のため、パスワードを変更する。
このへんはデジタルで資産を扱うようになったら必須の防衛ですね。
仮想通貨だけでなく、インターネットで銀行口座やクレジットカードの情報を取り扱うようになった昨今ではとても大事な対策です。
ビットコインを使うメリットは?
①投資対象として
短期的に見れば、ビットコイン相場は円ドル相場などと比べて値動きが激しく、先読みしにくいかもしれませんが、長期的に見れば、ビットコイン市場そのものがまだまだ成長途上なので、将来的な値上がりが期待できます。
分散投資、長期投資にもビットコイン相場は、まだ他の金融商品と比べて成長率が高い段階なので、分散投資のポートフォリオの中に組み込んで、日本株に何割、米国株に何割、新興国債に何割投資するというのと同じような感覚で、手持ち資産の何割かをビットコインで持っておくという投資のしかたをする人もいます。そういう人の中には、 F Xによくあるデイトレードとは対極的な長期保有を前提としていて、今後 10年くらいは寝かせておくとおっしゃる方もいました。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
このブログでも推奨しているガチホ。(長期保有)
世界の名だたる投資家や、アメリカ政府なども、仮想通貨の今後の大きな成長を予測しています。
ただ、どれくらい、いつ頃までに、どれほどの成長を遂げるのかは、
誰にも分かりません。
全てのビットコインの発行が終わる、2141年には我々は生きていませんしね。
②送金手段として
ビットコインの得意分野は、海外送金。日本から銀行経由で外国に送金すると、いちいち確認が必要なので手間も時間もかかるうえ、手数料もかなりとられます。あいだにビットコインをかませるだけで、手数料が劇的に安くなります。
銀行経由の送金の手数料が高いのは、基本的に人間がチェックしているからです。あいだに複数の銀行をはさんだ煩雑な手続きをすべて人間がチェックしているから、ミスも起きやすく、人件費も加算されます。人間がやっていたことをコンピューターで自動化すれば、膨大な処理を一瞬でこなせるようになるので、手数料をかなり安く設定しても十分元をとることはできるのです。
「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
カニも一番最初はここにメリットを感じて仮想通貨の口座開設をしていました。
当時は仮想通貨の将来性なんか全然未知でしたが、
今後、もっと国際間での流通が盛んになることを考えただけでも
仮想通貨の利便性を感じていました。
その他、Web3.0への入り口として…
この本が出た時にはまだまだ開発されていなかった技術が
今ではたくさん出回っています! ここには触れられていませんが、
・NFTの購入(ブロックチェーンに裏付けされたデジタルアート)
・Defi(仮想通貨の銀行みたいなところに預けて高複利を狙う仮想通貨自体の投資)
・DAO(超民主的で参加者全員が等しく投票権を持つ会社みたいなコミュニティ)
など一言ではとても説明できないさまざまな新しいテクノロジーへの
入り口への通行券みたいな役割を仮想通貨が果たしています。
最近ではこういった世界を総称して、「Web3.0」と呼んだりしています。
Webの中でもさらに新しい技術や思想にもとづいた世界観のことです。
まとめ
そもそもは、パソコンオタクみたいな人たちが、遊び半分で始めた仮想通貨。
それが今や、あたらしい世界の入り口みたいになっています。
国際通貨としての機能も期待され、今後もっとの大きな取扱量になっていくことでしょう。
余談ですが、今はウクライナ問題で、ロシアの通貨が凍結される恐れがあり、
ロシアは仮想通貨に基軸通貨を切り替えてくるんじゃないか
という話もあるくらい。
カニとしては、資産としての側面以上に、新しい超自由主義を掲げた
この世界にとても魅力を感じています!
Let’s be free!!
初めて仮想通貨のことを知った時は、まさかこんなふうになっていくなんて、全く想像できませんでした。
今後、どんな世界になっていくのか、楽しみですよね?
もしまだ、仮想通貨に足を突っ込んでいない人、是非とも一緒に新しい世界を体験しましょう♪
ちなみに過去の記事で、カニが仮想通貨口座を開設したときの経験を載せています。
ご興味のある方は、そちらもどうぞ