仮想通貨

Coincheckでかかる手数料に関して解説!取引所で買えるのは4種類!!金額を指定する指値注文のやり方!送金する際のポイント。

皆さん、暗号資産取引所は「取引所」と「販売所」の二つの場で暗号資産が売買されているのをご存知ですか?

もう暗号資産を何度もやり取りしている方はご存知の方も多いと思いますが、これから暗号資産を本格的に触っていきたい、という方にぜひ知っておいて欲しいことがあります。
手数料についてです!

売買する以外にも、購入した暗号資産を別の場所に送金する時にかかる、「送金手数料」
銀行と暗号資産取扱所間で出し入れするときにかかる「入出金手数料」
とさまざまな手数料がかかります。

初心者の時は手数料を支払ってでも、確実でわかりやすい方法で取り扱ったほうがいいと思うのですが、長期的に、深く暗号資産を取り扱っていく場合、是非ともこの手数料を節約して欲しいと思います!

売買手数料

「販売所」では手数料無料とうたわれていてもスプレッドという手数料を取られてしまう

販売所で購入すると、平均して3%前後のスプレッドを取られてしまいます。

リュウキュウ
アカショウビン

スプレッドってなに?

隠者ガニ

販売所で購入する時の価格と売却する時の価格、この2つの価格差がスプレッドだよ。

この差額はユーザーにとっては損失になるため見えない手数料とも言われているよ。

これはCoincheckに限らず、どこの取引所でも「販売所」で購入してしまうと結構な手数料を取られます。
販売所で購入するのは、簡単でお手軽に買えるという反面、高い手数料を支払っている、という側面があるんですね。
現在Coincheckの「販売所」で購入できるのは17種類で、
取引所」で購入できるのは下記の4種類となっています。(2022年6月26日時点)

・BTC(ビットコイン)
・ETC(イーサリアムクラシック)※イーサリアムではありません
・MONA(モナ)
・PLT(パレットトークン)

自分が買いたい銘柄が、上記の4種類であれば、是非取扱所での売買方法をマスターし、手数料を節約しましよう!

市場の競りみたいで、初心者にはちょっと敬遠されがちな方法ですが、一度行ってみると
『あんがい簡単だな』と思うと思いますよ。

「取扱所」での売買方法

取扱所での売買方法は2種類あって、「成行注文」と「指値注文」です。

「成行」はその時のレートの値段で
「今、買います!」✋ってその瞬間手をあげて買い落とすイメージですね。

「指値」は自分で「この値段だったら買いたい(売りたい)🤔」という金額を指定して、その金額で買ってくれる(売ってくれる)相手をじっと待つイメージです。

Coincheckの「取扱所」で暗号資産を購入する

では、実際の購入方法を開設していきます!

自分が買いたい銘柄を4種類の中から選択します。

①「購入したいレート」②「自分が購入したい日本円の金額」を入力します。

「注文量」のところで数を指定してもいいですが、日本円から購入する方は「概算」のところに買いたい日本円の額を入れる方がわかりやすいと思います。
2箇所に数字を入れると勝手に「注文量」の部分は入力されます。

ここで注意点ですが、最低購入金額は、日本円で500円以上、ビットコインだと、0.005BTC(後程詳しく解説)から、と複数の条件を満たしていないと購入できません。

数字を入力したら、「注文する」!

最低購入金額

「販売所」と「取引所」では最低取扱額が異なる!!

Coincheckの「販売所」では取り扱うすべての暗号資産において、日本円からの最低購入額「500円」です。また日本円のほか、ビットコインから購入することもできます。 その場合は、「0.001BTC」最低購入額となります。

ですが、「取引所」で取引を行う場合、取引最小単位は0.005通貨単位以上で、かつ500円相当額以上とされています。
つまりビットコインの値段が500万円くらいの時は日本円にすると25000円分くらいは最低購入しないといけないということですね。

ここの、「販売所」「取引所」で最低取引額が異なる、という点をチェックしておいて下さい!!

「取扱所」で指値注文をしたときの注意!

指値注文」で暗号資産を購入する際は、
自分の希望額を注文しただけで、まだ売買の確約はされてないが、予約でお金を借り押さえしているみたいな状態なので、現在自分のアカウントにある残高は使えなくなります。
このことを忘れて、別のものを買おうとすると「残高が足りません」というエラーになるので注意!

もし、自分が過去に入れた指値注文が成立せず、残高が使えない状態になっている場合は、指値注文をキャンセルする必要があります。

指値注文のキャンセルの仕方

指値注文をキャンセルする場合は、「トレーダービュー」からする必要があります。
Coincheckにログインし、左側下にある「トレーダービュー」をクリック。

黒画面にチャートが大きく表示されます。その下に、自分が注文している取引が出ているので、右の方にある「Cancel」をクリック。

キャンセル終わって、元の取引所の画面(白画面)に戻りたい場合は、画面一番上に表示される「アカウント」の「取引所」から戻れます。

送金手数料

もし、Coincheckで暗号資産を送金するなら、リップル(XRP)と言う銘柄で送金するのがお勧めです。(銘柄を問わない場合)

理由は、ビットコインやイーサリアムなどの通貨はとても人気が高いため、高いガス代(手数料)が設定されているからです。この高いガス代には理由があります。

暗号資産は、非中央集権型の金融形態で、銀行のようにどこか1箇所が取引の承認作業を行っているのではなく、マイナーと呼ばれる個人の人たちが一つひとつ、
「このお金はAさんからBさんへ引き渡されたのね。」という承認を行っています。

ガス代と言うのは、このマイナーの人たちがやってくれている、承認作業に対して支払われる報酬です。なので取引が混雑すればするほど、マイナーの人たちも高い報酬がもらえる作業を優先するため、 どうしても混み合うところではガス代が高くなってしまうんですね。
そういうわけで、人気が高い通貨ほど、ガス代も高くなってしまうという訳。

たとえていうと、一番人気のビットコインやイーサリアムで送金すると、0.0005 BTCや0.005 ETHです。ビットコインの値段が500万円ほどだと、一回の送金につき日本円にすると2500円ほどかかることに。イーサリアムの値段が30万円ほどとすると、日本円で1500円ほどになりますね。
なかなかの金額。

その点リップルなら、割と歴史もあって老舗の暗号資産である割に、取り扱い量がそこまで多くなく、ガス代もあまり高くありません。リップルの送金手数料は一回あたり0.15 XRP。リップルの値段が80円ほどとすると、12円くらいで済みますね。

このように、送金する通貨によって、手数料が大きく変わってくるので注意が必要です。

Coincheck暗号資産/送金手数料(2022年6月時点)

BTC0.0005 BTC
ETH0.005 ETH
ETC0.01 ETC
LSK0.1 LSK
XRP0.15 XRP

日本円の出入金手数料

暗号資産の取り扱いを始める際には、日本円を銀行から入金する必要がありますよね。
そこでも手数料が発生しないように、まずネットバンクの開設をしましょう!

ネットバンクの開設をしよう!!住信SBIネット銀行がオススメ

住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、Coincheckで入金手数料は何度でも無料になります。 楽天銀行など、すでにネットバンクの口座を持っている人でも、Coincheckに入金する際は、限られた振込手数用無料の回数を使ってしまうことになるので、頻繁なやりとりをする人や、これから色々な取引を行なっていきたい方はぜひ住信SBIネットバンクかGMOあおぞらネット銀行の開設をしておきましょう!

ネット銀行から振込する時の注意点

・振込先口座番号を間違った場合、アカウントへ反映されない

・SBI銀行から入金する際は、振込人名義をユーザー登録したカナ氏名で入力する

※ここを間違えるとアカウントに入金が反映されず、カスタマーに問い合わせなければいけない。880円の手数料支払い有。

SBI銀行の入金画面でも解説します。まずコインチェックにログインし、左側の「ウォレット」から「日本円の入金」を選択すると、自分のコインチェックの入金先口座が見れます。

こちらから振込先情報をメモし、SBIネット銀行のアカウントにログインします。

メモした振込先を入力。入金したい金額も入力。

「振込依頼人名」のところは「ユーザーID +カナ氏名」で入力。

入力し終えたら、「確認する」をタップ。

もう一度、「振込依頼人名」がID+氏名になっているか確認し、良ければ「確定する」をクリック。以上で振込は完了です。

再びコインチェックに戻って自分の口座に日本円が入金されているか確認しましょう。混み具合によりますが、だいたい数分で入金完了することが多いです。入金完了すると、メールが届きます。

このSBIネットバンクの入金は、「振込依頼人名」が少しトリッキーになっていて、
緊張します😅 ここをクリアして、入金にもなるべくお金をかけずにいきましょう♪